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タロットカードの歴史

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タロットカードの歴史

紀元前1200年~500年頃ユダヤ教の成立

ユダヤ教神秘主義思想カバラの研究により、ゴールデン・ドーン・タロット、ウエイト・スミス版タロット、トート・タロットが生まれた。

紀元前500年頃古代ギリシャの哲学者エンぺドクレスの四元素説

四元素説とは
・この世界は、火・風(空気)・水・土の四つの元素でできており
・愛と憎しみによってくっついたり離れたりすることでこの世のすべてのものは生滅する
という考え方。
アリストテレスもその思想を引き継いでいる。現代化学の元素と反応にもその影響が伺える。
タロットでは、ワンド(棒)が火・ソード(剣)が風・カップ(杯)が水・ペンタクル(貨幣)が土にそれぞれ対応する。

1428年ヴィスコンティ・タロット(伊)

現在のイタリアのミラノがミラノ公国だった頃、ミラノを収めていた貴族ヴィスコンティ家が作製したタロット・デッキ。現存する最古のタロットカードと言われている。金箔が施された豪華な絵札。描かれた人物はヴィスコンティ家の人々がモデルとも言われる。

1445年活版印刷の発明(独)

ドイツでグーテンベルグが活版印刷を発明。

1650年頃マルセイユ・タロット(仏)

フランスのマルセイユで職人たちが木彫りの版を作製し、印刷技術の発達により量産が可能になった。大衆に広まり、ゲーム・占い・賭博に使われた。小アルカナはトランプのようなモチーフの繰り返しである。

1888年黄金の夜明け団結成(英)

マグレガー・メイザーズがカバラ神秘主義思想を研究する秘密結社《黄金の夜明け団》を結成。タロットの大アルカナに生命の樹のセフィロトとパスを関連づけ、占星術も対応させた独自の象徴体系を確立。ゴールデン・ドーン・タロットを発表。

1909年ウエイト・スミス版タロット(英)

黄金の夜明け団でタロットの研究をしていたアーサー・エドワード・ウエイトが、同じく黄金の夜明け団に所属していたパメラ・コールマン・スミスに作画を依頼しウエイト版(ライダー版、ウエイト・スミス版)タロットを制作。現在でも占いで用いるタロットデッキはウエイト版がスタンダードとされる。マルセイユ版ではモチーフの繰り返しだった小アルカナにも物語性ある絵を描いている。美しい絵と象徴の普遍性

1944年トート・タロット(英)

トート・タロットは黄金の夜明け団に所属していた伝説の魔術師アレイスター・クロウリーがタロット研究の集大成として出版した「トートの書」の挿絵がカード化されたもの。クロウリー・トート版とも呼ばれる。

1961年作家の澁澤龍彦が著書「黒魔術の手帖」でタロットカードを紹介

1970年代タロットカードが日本に広まる

ユリ・ゲラーの人気と共にオカルトブームが起こり、タロットカードも広まる。この頃、タロットカードに関する書籍が出版やタロットカードの輸入販売が行われる。

1979年MyBirthday創刊

少女向け雑誌MyBirthdayが創刊され、占いやおまじないが身近なものに。いまも、MyBirthdayがきっかけで占いが好きになったという人は多い。

2020年約600種類のタロット・デッキ

現在では、古典系タロットやウエイト版タロットから派生した様々なデザインのタロット・デッキが発行されている。国内最大級のタロットカード専門ネットショップ「カードの履歴」には576種類もの品揃えが確認できる。

参考文献
井上教子著「タロットの歴史ー西洋文化から図像を読み解く」
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