初心者向けタロット占いの方法《小アルカナのスリーカード》

初心者向けタロット占いの方法《小アルカナのスリーカード》

今回は、ちょっと邪道な初心者向けタロット占いの方法をご紹介します。

こんな人におすすめ
・タロットカードは怖いイメージ
・カードの意味が覚えきれない

小アルカナのスリーカード

今回紹介するのは、小アルカナのみを使ったタロット占いの方法です。タロット占いの時、小アルカナは使わず大アルカナ22枚だけで占うという方は多いですが、小アルカナのみを使うというのはあまり聞きません。(私は大アルカナと小アルカナ合わせた78枚で占い、逆位置は読みません)小アルカナは1909年にウエイト氏が初めてイラストをつけています。人々の日常を切り取ったような絵が多く、大アルカナよりも絵札から意味を想像しやすいです。この方法では小アルカナの2~10までカードを使いますが、4つのスートの数字でこの世のあらゆる事を象徴しているので、網羅的であると考えます。

小アルカナのみを使って占うメリット
・死神や悪魔などの怖いイメージの絵札がなくなる
・誰が何をしているのか絵でわかりやすい
・枚数が少なくなるので簡単になる
スリーカードは、横一列に3枚のカードを並べます。枚数が少なく、シンプルなスプレット(カードの配置)です。左:自分の気持ち・中央:問題の原因・右:アドバイスとし、各カードからメッセージを読みます。

(0)タロットカードを準備する

タロットカードを持っていない人は、まずカードを調達しましょう。

今回は小アルカナのみで占うので、ウエイト・スミス版を使いましょう。古典系タロットやトートタロットでは小アルカナがモチーフの繰り返しになっています。

https://kotorinotarot.com/uranai/tarot/476/

https://kotorinotarot.com/uranai/tarot/303/

(1)使わないカードを省く

小アルカナの2(Ⅱ)~10(X)のみを使います。まず使わないカードを省きます。

省くカード:大アルカナ22枚/コートカード16枚/エース4枚

カードの下の方に文字があるカードを省きます
使うカード:各スート(ワンド・ソード・カップ・ペンタクル)の2(Ⅱ)~10(X)計36枚
使うカードの特徴
棒(ワンド)・剣(ソード)・杯(カップ)・貨幣(ペンタクル)が描いてある
カードの下の方に文字がない

(2)カードに質問する

カードに聞きたいことを決めましょう。解決したい問題や叶えたい望みなどです。カードが答えやすいように、「~したいのでアドバイスをください」「~するためにどうしたらいい?」といった文脈にするとよいです。

カードへの問いの立て方は下記にも記載しています。

https://kotorinotarot.com/uranai/tarot/330/#toc3

(3)シャフルする

カードを広げて手で混ぜ、まとめてカードを切ります。

シャッフルの仕方は下記にも詳しく記載しています。

https://kotorinotarot.com/uranai/tarot/330/#toc6

(4)3枚カードを置く

シャッフルを終えたカードを3枚、裏返してテーブルに置きます。

(5)カードの意味を読む

カードを表に返し、カードの意味を読みます。

①スートを見る
木の棒が描いてある:ワンド
剣が描いてある:ソード
杯(黄色い器)が描いてある:カップ
貨幣(黄色い丸に五芒星)が描いてある:ペンタクル

②数字を見る
カードの上に書いてあるローマ数字を見る
Ⅱ:2/Ⅲ:3/Ⅳ:4/Ⅴ:5/Ⅵ:6/Ⅶ:7/Ⅷ:8/Ⅸ:9/Ⅹ:10

カードに描いてあるスート(棒・剣・杯・貨幣)の数と同じ

棒(ワンド)の読み方

https://kotorinotarot.com/uranai/tarot/664

剣(ソード)の読み方

https://kotorinotarot.com/uranai/tarot/677

杯(カップ)の読み方

https://kotorinotarot.com/uranai/tarot/680

貨幣(ペンタクル)の読み方

https://kotorinotarot.com/uranai/tarot/683

Follow me!