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トートタロットって何?伝説の魔術師が作った不思議なタロットカード

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トート・タロットとは

トート・タロットは、アレイスター・クロウリーが制作したタロットカードのこと。クロウリー版とも呼ばれます。伝説の魔術師と呼ばれたクロウリーがその研究成果を記した《トートの書》の挿絵として画家のフリーダ・ハリスが描いた絵が絵札になったものです。エジプトの書記神トートの知恵の書を題材に、トート・タロットの名前もそこから来ています。
こういうやつです。

クロウリーがトート・タロットを発表したのは1944年。(カードとして発行されたのはクロウリーの死後22年後の1969年)現代でもタロットカードのスタンダードとなっているウエイト版を考案したアーサー・エドワード・ウエイトが亡くなった1942年の2年後のことです。ウエイトとクロウリーは同じ秘密結社・黄金の夜明け団の団員同士でしたが、とても仲が悪かったようです。そのことはカードにもにじみ出ています。

写真は上がマルセイユ版・真ん中がウエイト版・下段がクロウリー版です。マルセイユ版は1650年頃、ウエイト版は1909年、クロウリー版は1944年にそれぞれ発表されれいます。一番左は運命の輪のカードですが、クロウリー版は既に発表されていたウエイト版よりもマルセイユ版によく似ています。左から2番目の死神のカードも同様です。また一番右の小アルカナのカップの3にみられるように、ウエイト版では小アルカナにも人物などの絵をつけているのに対し、クロウリー版ではマルセイユ版と同じようにモチーフの繰り返しに先祖返りしています。

伝説の魔術師アレイスター・クロウリー

アレイスター・クロウリー(英)1875~1947年
20世紀最大の魔術師、伝説の魔術師と呼ばれる。オカルティスト・儀式魔術師。(元祖中二病・中二病の総本山のようなお方だ)裕福な家庭に生まれ、父親から莫大な財産を受け継ぐ。ヒマラヤ山脈のK2登頂(すごすぎ)。黄金の夜明け団に入団するも、いろいろやらかして創始者と一緒に追い出されたりしている。その後は世界一周したり。最期はアヘン中毒で他界。なんかいろんな意味ですごい人だなあ笑。

トート・タロットの特徴

トート・タロットには、古典系タロットやウエイト版と異なる特徴があります。

大アルカナ(アテュ)の名前がいくつか異なる

トートタロットはウエイト版とは名前が異なるカードが大アルカナ(トートタロットではアテュと呼びます)の中に6枚あります。

ウエイト版ートートタロット

8番 STRENGTH(力)ー11番 Lust(欲望)
11番 JUSTICE(正義)ー8番 Adjustment(調整)
10番 WHEEL of FORTUNE(運命の輪)ー10番 Fortune(運命)

14番 TENPERANCE(節制)ー14番 Art(芸術)
21番 JUGEMENT(審判)ー21番 The Aeon(永劫)
22番 THE WORLD(世界)ー22番 The Universe(宇宙)

コートカードの名前が異なる

ウエイト版ートート・タロット

KING(王)-Knight(騎士)
QUEEN(女王・王妃)ーQueen(女王・王妃)
KNIGHT(騎士)ーPrince(王子)
PAGE(小姓)ーPrincess(王女・お姫様)

占星術のマークが書いてある

タロットカードの大アルカナには12星座と10天体がそれぞれ対応しています。ウエイト版や他のカードには記述がないですが、トートタロットにはカードの下の方に小さく12星座・10天体を表すマークがあります。

写真だと…
4番 皇帝:牡羊座 ♈
6番 恋人たち:双子座 ♊
13番 死神:蠍座 ♏

タロットも占星術も好きな方にはうれしいポイントです!

小アルカナ(スモール・カード)に言葉が書いてある

トートタロットは小アルカナ(トートタロットではスモールカードと呼びます)はウエイト版と異なり、モチーフの繰り返しなのですが、その代わり他のタロットカードにはない、言葉が書かれています。

写真では上段がトートタロット、下段がウエイト版。ワンドの3・6・9を比較しています。

ワンドの3:Virtue(美徳)
ワンドの6:Victory(勝利)
ワンドの9:Strength(力)

ウエイト版ではイラストからメッセージをイメージしますが、トート・タロットではこの言葉をメッセージとして受け取ることができます。

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